2010年9月29日
アルミ二次合金各社の見通し、中小は輸入塊競合で減産
2010年度下期のアルミ二次合金の国内生産は、各メーカーで稼働率にばらつきが出る可能性が高い。大手メーカーはおおむね上期から横すべり、もしくは小幅減産を想定し、底堅く推移するとみているが、中堅以下のメーカーは中国産AD12・1を中心とする輸入塊の急増が響き、20%前後の減産を余儀なくされるところが少なくないようだ。すでに足元では売れ行きが鈍っているとの声も聞かれるなど、下期を目前に二次合金業界を取り巻く状況は、厳しさを増している。
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