2011年9月12日

銅管、エアコン向け需要鈍化 大手が減産視野

 昨年から好調な生産が続く銅管だが、ここにきて需要に陰りが見られ始めた。最大の需要分野であるエアコン向けの引き合いが先月下旬から鈍化。10―12月期は銅管メーカーに生産調整の動きが出ることが予想される。銅管は夏前が需要期になるが、昨年は猛暑の影響で夏以降も需要が落ちず、納期が厳しい状況は足元まで続いている。今後は徐々に納期改善が進みそうだ。