2012年9月6日

住友電工、光・電子デバイス構造改革

 住友電気工業は光・電子デバイスの事業構造改革を進める。余剰設備の減損・廃却、余剰人員のグループ内配置転換などで、生産性とコスト競争力を高め、2013年3月期での黒字化を目指す。同事業の損失を主因に、住友電工の情報通信関連事業セグメントは12年3月期、およそ60億円の連結営業赤字を計上した。同セグメントでも光ファイバー、光ケーブルなどの他製品は黒字基調で推移しており、光・電子デバイスの再建が水面浮上に直結する。