2013年1月30日

NEDO、古河電工など 超電導ケーブル長期試験に成功

新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)、古河電気工業、国際超電導産業技術研究センター(ISTEC)は29日、世界最高電圧となる275キロボルトの高温超電導ケーブルで、30年相当の長期課電・通電試験に成功したと発表した。イットリウム系酸化物を導体材料とする送電ケーブルで、昨年12月末に1カ月間の加速試験を完了。ケーブルや接続部の健全性を確認した。銅電線よりもコンパクトに、低コストで大容量送電を可能にする技術として、実用化に近づいた。