2013年4月23日

銅スクラップ市況、発生薄 需給タイトへ

 銅スクラップ市場では、初夏に向けて銅系品種の需給タイト化の懸念が浮上している。銅建値が16日にトン6万円安74万円となった後、市中では売り手の出し惜しみにより荷動きが急速に停滞した。一方で、3月まで原料購入を抑えていた電線・伸銅メーカーには、在庫調整が一巡したため市中購入量を増やす向きもあり、需給バランスに変化の兆しがみられている。

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