2013年8月30日

銅・黄銅条、一部で納期延長の兆し

銅条や黄銅条で、全体的に納期がかかり始めている。年初からの需要復調で、板条メーカー各社の稼働率が上昇しているためだ。ただ、好調な自動車向けの比率が高いほど稼働率は高まる傾向にあり、各社の繁忙さにはばらつきがある。また、納期も現状はまだおおむね通常の範囲内にあるため、先の調達不安を見越して問屋や需要家が発注を増やすような動きは出ていない。