2015年4月20日

タングステンスクラップ集荷難、リターン体制構築影響

 タングステンスクラップの市中発生が先細りしている。タングステン含有率の高い超硬チップなどで、大手工具メーカーと大口ユーザーの間でリターン体制が構築され、原料問屋を介した流通量が減少している上に、リユース用途の海外輸出も継続。市中からリサイクル原料を購入している中小工具メーカーは、深刻な原料不足に陥っている。

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