2016年1月5日

1月積み建値 銅61万円 鉛27.6万円 亜鉛24.1万円

 JX金属は4日、1月積み銅建値を先月末よりトン1万円引き下げ61万円に改定したと発表した。指標となる海外銅相場は年末にかけてジリ高推移したものの、為替相場が円高ドル安に進んだことで相殺。16年の地金プレミアムが下がったことも影響した。

 三菱マテリアルは4日、1月積み鉛建値をトン1万5000円引き上げ27万6000円に改定したと発表した。指標となるLME鉛現物が堅調に推移したことを反映し、8月以来の高値となった。

 三井金属は4日、1月積み亜鉛建値をトン9000円引き上げ24万1000円に改定したと発表した。指標となった現地31日のLME亜鉛現物セツルメントは1600ドルで前回建値改定時より120ドル上昇したが、為替の円高推移により建値の上げ幅が縮小した。