2017年1月12日

銅スクラップ 直納筋、買い姿勢二極化

 関西地区の銅スクラップ直納問屋の購買方針が二極化し始めている。余剰在庫が圧縮するまで買い控える方針の大手問屋が多い中、一部の直納問屋は在庫が尽きる春以降の品不足や先高を懸念して、足元でさらに在庫を積み増そうとしている。集荷筋への提示価格も1号銅線でキロ600円を超えるなど、市中問屋の平均購買価格に比べて20円近い値差が出ている。