2021年2月1日

銅スクラップ 中国新規格で輸出急増

中国が11月に銅・アルミスクラップの輸入規制を緩和した影響が、日本の銅スクラップ輸出にはっきりと表れた。財務省の12月の貿易統計で、銅スクラップ輸出量は前年同月比47%増の4万9672トンと、2009年4月以来約11年ぶりの高水準を記録。このうち中国向けは2・8倍の3万1198トンだった。国内メーカーの原料スクラップ需要が低迷し続ける中、中国向けの流れが再び存在感を示し始めた。

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