2018年11月16日

冨士ダイス、鍛造金型向け超硬新材種を開発中

 超硬耐摩耗工具で国内首位の冨士ダイスは、独自の粉末冶金技術を応用し、破壊靭性や熱伝導性に優れる新材種を開発中だ。鍛造用金型向けを想定した超硬合金「Z301F」は、結合剤であるコバルト相の強化により、従来材種よりも高い破壊靭性を得る。ダイヤモンドと銅の複合材料「フジロイFHTシリーズ」は放熱基板の用途を狙う。