2019年12月2日

神戸製鋼 銅板生産性改善を加速

 神戸製鋼所の銅板事業は、将来的な需要増を見据え国内外での生産性改善の取り組みを加速させている。原料から一貫生産する長府製造所(山口県)は、全工程を俯瞰した最適な仕掛品量の見極めやボトルネック工程の洗い出しを実施。長府と中国、タイのコイルセンターを含めた下工程の歩留まり改善にも本腰を入れる。グループの半導体リードフレーム拠点でも生産技術改善に向けた交流を深化し、上工程から下工程まで通じてものづくり力を強化する。