2020年7月9日

チタンスクラップ 輸出買止め市況陥没

 チタンスクラップの市中取引が冷え込んでいる。新型コロナウイルスの影響で旅客数が激減する航空機産業の先行き不透明感が強くなり、再溶解用合金スクラップを含めてチタン全般に買い手がつかず。国内の輸出商社も市中からの仕入れを全面的にストップしたため市中相場は陥没しており、「油分の多い削り粉などは逆有償が近づいている」(特金原料問屋)ともいわれる。

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