2021年3月18日

塩ビ可塑剤価格が急騰 独工場火災で供給不安

 電線副資材の塩化ビニル可塑剤のスポット価格が急騰している。今月、可塑剤のアルコール原料を製造する欧州メーカーで火災事故が起き、供給不安による争奪戦が世界中に波及。国内でも需要家に対して数量制限が敷かれた上に、大幅値上げが通達されているもようだ。高騰する銅コストの転嫁を急ぐ電線メーカーにとっては、採算面で追い打ちをかけられる形となっている。







本紙購読料改定のお願い

10月から月1万2000円(税別) 電子版単独は据え置き

産業新聞社は10月1日から本紙「日刊産業新聞」の購読料を月額1万1000円(消費税含まず)から1万2000円(同)に改定させていただきます。本体価格の改定は2021年10月、約45年ぶりに1000円の値上げを実施して以来、4年ぶりとなります。...more