2025年5月28日

UACJ 板販売142万トン超 27年度目標

UACJは27日に開催したIR説明会で、現中期経営計画(2024―27年度)の後半にあたる26―27年度の重点施策を示した。缶材や航空宇宙・防衛材、半導体製造装置向け製品の需要捕捉などを注力点に挙げた。特に昨年新設した航空宇宙・防衛材事業本部では、30年度までに24年度比で2・3倍の売上高を目指す。素材から最終製品までの加工と、素材から品質検査までの一気通貫型で担う2つの新ビジネスモデルも打ち出した。

板事業では、27年度に日・米・タイの3極で142万トン以上の販売を計画する。UACJは欧州向け缶材の拡販に注力。航空宇宙・防衛材関連での海外材からの切り替えを目的に、深谷製造所(埼玉県深谷市)に厚板焼き入れ材の設備稼働を27年度下期に予定している。







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