非鉄金属スクラップ・リサイクルニュース



2025年8月28日

アルミ原料「合新」引き合い 割安感と集荷期待で

 アルミ合金新スクラップ(合新)の引き合いが高まっている。「他アルミスクラップの手当てに苦戦するプレーヤーが買いに出ている」(二次合金メーカー)ためだ。合新はビス付きサッシや使用済みアルミ缶(UBC)に比べまだ割安感があり、発生の少ない機械鋳物などより集荷も期待できる。ただ、積極的に合新を集めてもメーカーのスクラップ不足は解消されないとみられる。スクラップのタイト感が続けば、合新の次はベースメタルに視線が移ることも考えられる。