日本金属工業は19日、塗装ステンレス鋼板の新商品「スワンカラーF遮熱」を開発、5月から販売を開始すると発表した。これまで親しまれてきたフッ素樹脂塗装ステンレス鋼板「スワンカラーF」の新タイプとして、バリエーションを増やした。屋根材として使用することで、屋根の表面温度上昇が抑制され、冷房効率が向上する。
「スワンカラーF遮熱」は、ステンレス鋼板上に赤外線を反射する特殊な顔料を含むフッ素樹脂系塗料を焼き付け塗装したもので、従来の耐候性はそのままに、遮熱性能を高めた。加工性にも優れ、手作業による折り曲げや切断、高度なロール成型、プレス加工も可能。