2009年8月10日

韓国・電炉購入政策、鉄スクラップ南北で相反

 韓国の鉄スクラップ市場は、電炉メーカーの購入政策が北部地区と南部地区で逆行している。

 YKスチール、韓国鉄鋼などの韓国南部を拠点とする電炉は、3日からのトン1万5000ウォン下げに続き、きょう10日からの1万ウォン追加値下げをヤード業者に通告。

 これに対し、現代製鉄、東国製鋼などの北部エリアを生産拠点とする電炉は今週以降、購入価格引き上げの可能性を示唆している。輸入スクラップの入荷水準や北部と南部地区の発生量、価格差が背景にあると指摘されている。







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