2009年9月17日

鉄スクラップ、炉前続伸 流通量低迷

 国内電炉メーカーの鉄スクラップ購入価格が続伸した。指標品種のH2はトン2万9000―3万500円で推移している。関東地区では大半の電炉メーカーが16日からトン1000円方の値上げに動き、関西では姫路地区の炉前価格が約1カ月ぶりに上昇した。市中での流通量が低迷しているなか、国内電炉メーカーは入荷促進を図るため、相次いで買値の引き上げに動いている。

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