2009年12月14日

H形市況、6万円の攻防 5年10カ月ぶり

 関東、関西両地区のH形鋼市況は下落を続け、5年10カ月ぶりの水準に落ち込み、トン6万円近辺での攻防が本格化しつつある。

 足元の建設需要が落ち込むなかで、メーカー各社は通常比で7―8割減産しているものの、需給の緩和は続いている。流通は少しでも販売量を確保するために、販売先からの指し値に応じており、市況の底入れには時間がかかりそうだ。

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