2010年1月25日

異形棒・H形、輸出価格が続騰

条鋼製品の輸出価格が一段と上昇している。アジアの建設需要が堅調に推移しているほか、原料鉄スクラップ価格の上昇、主要輸出先である韓国のウォン相場が円に対して高くなっていることも背景にある。

 韓国向けは異形棒鋼が2月積みでFOBトン530ドル弱、H形鋼は2―3月積みで同590ドル。底だった昨年末と比べてそれぞれ30―40ドル(8%超)高い。鉄鉱石や石炭など高炉の原料価格の上昇予想が拍車をかけており当面、上げ基調で推移する見通し。

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