2010年1月27日

高炉、薄板値上げ検討

 高炉メーカーは来年度の薄板価格の値上げの検討に入った。鉄鉱石、原料炭などの原料交渉が進展していないため上げ幅は未定だが、自動車や電機などのひも付き需要家に対して東アジアの鋼材需給・価格、原料需給・価格などの説明を始めた。

 また関係筋によると一部ミルは東アジアの鋼材価格の上昇や需給タイト感を映して月次ベースで値決めを行っている薄板オーバーロール品について、ひも付き商談に先行し、第1弾として数千円規模の値上げを流通筋などに打診したもようだ。







本紙購読料改定のお願い

10月から月1万2000円(税別) 電子版単独は据え置き

産業新聞社は10月1日から本紙「日刊産業新聞」の購読料を月額1万1000円(消費税含まず)から1万2000円(同)に改定させていただきます。本体価格の改定は2021年10月、約45年ぶりに1000円の値上げを実施して以来、4年ぶりとなります。...more