2010年4月27日

国内ブリキ需要、ピーク比9割に回復

 2010年度の国内ブリキ製品需要は09年度下半期並みで推移し、通期では前年度と比べて多少増える見込みだ。07年度から08年度上期のピークと比べると、9割前後の水準となる。

 飲料缶と工業容器の18リットル缶、ペール缶は横ばい推移とみられる一方、一般缶の不透明感が強い。メーカー筋によると、輸出が好調なことから、ブリキ製品全体の需給ひっ迫感は当面継続する公算が大きい。