2010年6月18日

三井物産、鉄鉱石権益 年7000万トンに 2015年めど

 三井物産の金属資源本部は、鉄鉱石の権益生産量を2015年をめどに、年間7000万トンに7割増やす方針だ。中国など新興国をけん引役に、需要が着実に伸びると見て、大手3社との連携を軸に、着実に供給力を拡大する。

 並行して新たな案件の機会も探り、長期的にさらに資源量を拡大する。マンガン鉱石の新たな権益確保や、鉄スクラップ、合金鉄といった製鋼原料の供給力を拡大することで、世界的な鉄鋼原料の需要拡大に備える方針だ。







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