2010年11月9日

経産省、第3四半期の粗鋼計画 月内に再ヒア

 経済産業省は、2010年度第3四半期(10―12月)の粗鋼生産計画の再ヒアリングを、大手鉄鋼メーカーに対して今月中に行う予定だ。10月29日発表の生産計画が2820万2000トンと、需要見通しに比べ4・5%増え、かい離があるため。

 前期(実績見込み)比でも3・1%多く、計画策定時からの市場環境の変化を踏まえた各社の修正状況を把握する。国内景気は減速機運を示し、海外市場は中国の成長鈍化など調整色が濃い。円高による輸出減退も考慮され、鉄鋼各社が生産を下方修正する可能性が高まっている。







本紙購読料改定のお願い

10月から月1万2000円(税別) 電子版単独は据え置き

産業新聞社は10月1日から本紙「日刊産業新聞」の購読料を月額1万1000円(消費税含まず)から1万2000円(同)に改定させていただきます。本体価格の改定は2021年10月、約45年ぶりに1000円の値上げを実施して以来、4年ぶりとなります。...more