2011年2月28日

鉄鋼企業、レアアース対策急ぐ

 日立金属や愛知製鋼など鉄鋼関連企業が、相次いでレアアースの使用量低減や再資源化の設備を導入する。

 経済産業省から補助金を受け、日立がネオジム磁石用回収用熱脱磁炉など、愛知がボンド磁石のリサイクル研究用試験ライン、住友金属直江津がチタン溶解炉を導入し再資源化技術を確立する。

 昨年の中国による供給制限から、レアアースの安定確保が課題に浮上。技術開発によって供給問題の解消につなげ、次世代自動車など拡大する需要への対応を急ぐ。







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