2011年4月14日

鉄スクラップ、国内の需給緩和が解消

 震災発生から1カ月が経過し、一時機能不全に陥っていた関東地区の鉄スクラップ流通が回復する一方、自動車関連工場を中心とした鉄スクラップの発生停滞、関西以西の需要増などもあり、国内需給のタイト化が進んでいる。

 放射能問題やガソリン不足などで混乱していた関東では、電炉メーカー各社の鉄スクラップ荷受け、流通業者の供給体制ともに震災前の状態にほぼ回復し、中部・関西方面への海上便による鉄スクラップの出荷や韓国向け新規輸出の成約も同時に進み、需給緩和が解消している。







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