2011年11月15日

英リオ・ティント、原料炭生産3倍に拡大

 英資源大手のリオ・ティントは、モザンビークの新規炭鉱開発をテコに原料炭の年産規模を、2020年をめどに約3倍に拡大する方針だ。豪開発会社のリバースデール・マイニング買収で取得したモザンビークの炭鉱で来年初出荷にこぎ着け、20年までに年産2500万トン規模に拡大する計画。豪州を含めた全体の生産レベルを4000万トン超に拡大する。

 豪州では公共インフラの能力拡大を見極めたうえで、増産投資の選択肢を探っており、生産規模はさらに膨らむ可能性もある。大規模な増産投資を通じて、アジア、新興国を中心とした鉄鋼業の需要拡大に応じる方針だ。







本紙購読料改定のお願い

10月から月1万2000円(税別) 電子版単独は据え置き

産業新聞社は10月1日から本紙「日刊産業新聞」の購読料を月額1万1000円(消費税含まず)から1万2000円(同)に改定させていただきます。本体価格の改定は2021年10月、約45年ぶりに1000円の値上げを実施して以来、4年ぶりとなります。...more