2012年1月27日

中国鋼材市況、春節開け注視

 春節(旧正月)が明ける来週以降の、中国の鋼材市況が注視される。政府の金融引き締めの影響で需要の伸びにブレーキがかかり、昨年秋から年明けにかけて市況は底ばい。政府による金融緩和が進めば資金の流動性が増し、中小流通・需要家による鋼材の購入や販売が活性化するとみられている。

 一方で需要の好転に伴う鉄鋼生産の増加も想定され、市況が浮揚力を帯びる環境が整うには、なお時間を要する見込みだ。







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