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2024.12.4
2012年6月14日
日本の原料炭輸入で、米国炭の存在感が高まってきた。米国からの輸入は2011年実績で500万トンを上回り、全体の8%を占めた。12年も500万トンを上回るペースで推移している。主力の豪州の天候不順を教訓に、高炉各社がソースを分散した結果、余力のある米国が第3のソースとして浮上した。品位、距離などの面で豪州の主力ソースとしての地位は揺るがないが、モザンビークやモンゴルなどで新たな炭鉱の開発が進むに連れて、中長期でソースの多様化が進みそうだ。
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