2012年6月14日

原料炭輸入、米産 第3のソースに

 日本の原料炭輸入で、米国炭の存在感が高まってきた。米国からの輸入は2011年実績で500万トンを上回り、全体の8%を占めた。12年も500万トンを上回るペースで推移している。主力の豪州の天候不順を教訓に、高炉各社がソースを分散した結果、余力のある米国が第3のソースとして浮上した。品位、距離などの面で豪州の主力ソースとしての地位は揺るがないが、モザンビークやモンゴルなどで新たな炭鉱の開発が進むに連れて、中長期でソースの多様化が進みそうだ。







本紙購読料改定のお願い

10月から月1万2000円(税別) 電子版単独は据え置き

産業新聞社は10月1日から本紙「日刊産業新聞」の購読料を月額1万1000円(消費税含まず)から1万2000円(同)に改定させていただきます。本体価格の改定は2021年10月、約45年ぶりに1000円の値上げを実施して以来、4年ぶりとなります。...more