2012年7月9日

高炭素線材輸出商談 新日鉄が改善要請

 新日本製鉄は高炭素線材の7―9月積み輸出商談で、4―6月期に引き続き、需要家に対して価格改善を要請していく。欧州経済の落ち込みを背景に、中国市場も調整局面を迎えている一方、東南アジアでは日系自動車メーカーの生産が高水準で推移するなど、需要は根強い。内需も堅調に推移している中で、需給の悪化要因は限定的で、陥没価格のある一部需要家を中心に格差の是正を求めていく。現在の輸出価格は、FOB1200―1300ドル程度。







本紙購読料改定のお願い

10月から月1万2000円(税別) 電子版単独は据え置き

産業新聞社は10月1日から本紙「日刊産業新聞」の購読料を月額1万1000円(消費税含まず)から1万2000円(同)に改定させていただきます。本体価格の改定は2021年10月、約45年ぶりに1000円の値上げを実施して以来、4年ぶりとなります。...more