2012年7月17日

関包スチール・グループ、今期黒字確保目指す

 関包スチール・グループは本年度(3月期)、売上高で1090億円(関包スチール工業と合併後業績)、経常利益は前期が震災被害を受けて減益だったが、例年の黒字水準の確保を目指す。鋼板部門は関東、東北地区に営業人員を強化し、新規開拓を進めるとともに、鹿島工場の加工・販売を増やす。建材部門は東北工場の設備増強、九州工場の設備集約、関西では滋賀での新工場着手など、地域ごとの供給体制再構築を図る。