2012年11月8日

中国鉄鋼大手、車用鋼板開発を加速

 中国の大手鉄鋼メーカーが、自動車用鋼板の開発を加速させている。武漢鋼鉄はこのほど、自動車外板の低コスト化につながる最大2070ミリ幅の冷延鋼板と引張強度1500メガパスカル級冷延鋼板を開発したと発表。

 宝山鋼鉄は深絞り用冷延鋼板を第一汽車集団に9月に初大量納入し、鞍山鋼鉄は神戸製鋼所との協力で冷延ハイテンの製造に乗り出す考え。中国の自動車生産は年間約2000万台と世界一。燃費や衝突安全性から高級鋼板のニーズが増えるため、国産化を急ぎ、拡大する需要を取り込む構えだ。







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