2013年3月22日

新日鉄住金、中国向け方向性電磁鋼板300ドル上げ

 新日鉄住金は4月積みから、中国向け方向性電磁鋼板(GO)の輸出価格をトン当たり300ドル引き上げる方針を決めた。遅れていた超高圧送電プロジェクトなどが始動し、ハイグレードのHGO需要が増加しており、顧客の変圧器メーカーからは100ドル程度の値上げ受け入れのビッドが出始めている。中国の生産過剰の影響で、市況下落が続いていた方向性電磁鋼板だが、ここにきて転機を迎えた。宝山鋼鉄など中国ミルも、5月以降は国内向け方向性電磁鋼板の値上げに転じる可能性が高そうだ。







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