2013年8月22日

新日鉄住金エンジ、石油コークス専焼ボイラ 安定操業技術を確立

 新日鉄住金エンジニアリング(高橋誠社長)は、フロンティアエネルギー新潟の新潟発電所に導入している石油コークス専焼ボイラの安定操業技術を、世界で初めて確立した。

 フロンティアエネルギー新潟は、新日鉄住金エンジ、JX日鉱日石エネルギー、三菱商事の3社が出資。同社が運営する新潟発電所は石油コークスを燃料とするボイラー・タービン発電方式を採用しており、05年7月から営業運転を開始し、発電規模は10万キロワット。この電力は新日鉄住金エンジに6割、JX日鉱日石エネルギーに4割それぞれ供給され、電力小売事業で利用している。石油コークスの調達は三菱商事が担当し、米国から輸入。

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