2014年2月6日

国内鉄スクラップ市況、続落

 国内鉄スクラップ市況が続落している。関東、関西の両地区電炉メーカーの買値引き下げが相次ぎ、5日からは東京製鉄が購入価格をトン500円引き下げた。関東地区電炉メーカー炉前価格のH2中心値は昨年10月末以来のトン3万5000円を割り込む水準となっている。輸出市況の低調と鉄スクラップ需給緩和を要因に、軟調地合いが続いている。