2014年4月22日

JFE商事、ヤシガラ輸出本格化 マレーシア軸に複合展開

 JFE商事はマレーシアのパームヤシガラ(PKS)の集荷ヤード近代化投資を夏場に完成する。品質管理体制を強化するなど差別化することで、日本のバイオマス発電向け市場を開拓する。2017年度で出荷量は20万トン、売上高20億円強と昨年の10倍増を目指す。第2ヤードの確保も検討しており、さらに規模拡大も視野に入れる。将来はヤシ由来の炭化材をコークス代替として現地の合金鉄合弁事業で活用するなど、マレーシアを軸にパームヤシに絡む複合的な事業展開を狙う。

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