2014年7月30日

NSMコイルセンター、今期加工67万トン計画

 日鉄住金物産と三井物産スチールの合弁会社、NSMコイルセンター(本社=東京都江東区、清水静夫社長)は2015年3月期に前期実績と同水準の加工量67万トンを目指す。今期から関西事業所で鉄鋼メーカーからの精整工程の受託が減ることを受け、自社販売を前期比2万トン上積みし、減少分を補う。基幹システム更新に伴う償却負担の増加にも対応し、収益力向上に注力。一昨年から継続している全拠点での単月黒字の維持・拡大を図る。