2014年9月30日

造船・海洋構造物 鋼材消費、324万トンに増

 2014年度の造船・海洋構造物用鋼材消費(購入)量は323万9373トン(前年度比2万8527トン、0・9%増)となる見通しで4年ぶりに増加する。日本造船工業会が30日発表した造船関係資料によると、造船・海洋構造物の鋼材消費量は12年度の8年ぶりの400万トン割れ後、3年連続で300万トン台にとどまるものの、円安を背景に国内造船は持ち直し、増加に転ずる。4月策定の当初見通しと比べ11万8511トン、3・8%上方修正され、前年度比減から増加に改訂された。主力の厚中板は280万9239トン(同1万4564トン、0・5%増)の見通しで、4年ぶりに増加。当初見通しより3・6%上方修正となる。







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