亜鉛めっき鉄筋 評定取得17社に

　日本溶融亜鉛鍍金協会は5日、大阪市内の鉄鋼会館で会見を開き、協会加盟の亜鉛めっき会社13社が、2日付で「溶融亜鉛めっき鉄筋のコンクリートとの付着性」について、日本建築センターの特別評定を取得したと発表した。評定取得企業は17社に拡大。国土交通大臣認定を受けている企業を含めると、東北から九州・沖縄までの各地域で溶融亜鉛めっき鉄筋の供給体制が整ったことになる。業界では今後、沿岸部を中心に国内年間15万トン程度の需要規模獲得を目指し、普及活動を進めたい考え。