2015年8月6日

三浦工業、小型ボイラーが機械遺産に認定

 三浦工業(髙橋祐二社長)は、同社の小型貫流ボイラーZP型が、日本機械学会の2015年度「機械遺産」に認定されたと発表した。

 同社は、59年の労働安全衛生法などの法令改正で、一部の小型貫流ボイラーが無免許で使用できるようになったことを受け、ZP型を独自開発した。効率が良く運転が容易で、リーズナブルな価格の同型ボイラーは、多くの商店や中小企業の熱源として活躍。ZP型をはじめ、貫流ボイラーは裏方として日本の発展を支えてきた。現在では発電事業などの大容量タイプを除く産業ボイラーの約70%を貫流ボイラーが占め、日本の産業に無くてはならない存在となっている。また、高い省エネ性能と環境性能は世界でも認められており、活躍の場は広がっている。







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