2015年11月16日

関西地区 形鋼類市況、下げ鈍化 建築中心に需要増加傾向

 関西地区の形鋼類市況は客先の厳しい価格要望を受け、じり安展開が続いてきたが、ここにきて次第に下げ速度が鈍化してきた。  地区の需要は秋口以降、建築を中心に増加傾向が強まり、特に一次加工業務は足元まで多忙な状態が続いている。一方、在庫はメーカーの価格動向を注視する流通が慎重な仕入れ対応をとっている影響で、一部品薄サイズもみられるなど、需給はまずまず引き締まった状況となっている。

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