2016年2月23日

国内薄板市況、異例の低迷長期化

 国内薄板市況の低迷が長引いている。東京地区の熱延鋼板の市中価格が最後に上昇したのは2014年1月。その後は下落に転じ、下落幅が累計でトン当たり1万円を超え、「13年春の値上げ前の水準に戻ってしまった」(商社筋)。2年以上にわたり、一貫して軟化局面が続くのは08年のリーマン・ショック以降では最長。90年代後半の鉄鋼不況期にも見られなかった異例の事態だ。







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