2016年7月7日

カラー鋼板市況、東京 方向感欠く展開 メーカー対応分かれる

 東京地区のカラー鋼板市況は方向感を欠く展開となりつつある。一部の建材薄板メーカーの値上げ発表を受け、先安観が後退していたが、他メーカーが値上げに追随するかどうかがいまだ不透明なことから、ここにきて流通業者の売り腰も強弱入り交じっている。流通業者は市況の下支えとなっている値上げ機運が立ち消え、再び軟化することを最も警戒しており、このままメーカー値上げが出揃わないことへの懸念が広がっている。







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