2017年10月13日

神戸製鋼データ改ざん 1カ月内に再発防止策

左が多田・経産省製造産業局長(手前に小見山金属課長)、右が川崎・神鋼社長
 神戸製鋼所の川崎博也社長は12日、経済産業省を訪れ、多田明弘製造産業局長にアルミ・銅などの品質不正について報告し、再発防止策を策定する考えを伝えた。多田局長からは新たな不正を洗い出すなどの調査を早期に終え、安全性の検証結果を2週間をめどに公表し、徹底的な原因分析と再発防止策を1カ月内をめどに終え、報告するよう求めた。川崎社長は記者団に対して、相次ぐ不正発覚で落ちた信頼回復に務めると強調。多田局長の指摘を踏まえて対応し、調査を速やかに進め、近々川崎社長自身が会見で説明する考えを示した。

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