2018年3月12日

丸一鋼管、20年度売上高1750億円へ 新中計 投資総額210億円

 丸一鋼管は9日、2018年4月からスタートする3カ年計画「第5次中期経営計画」を発表した。連結業績の目標は最終年度において、売上高1750億円、営業利益240億円、営業利益率13・7%、ROE6・5%、株主還元率50%。海外事業での製品販売の数量拡大、国内外での製品販売価格の回復により、増収につなげる。利益面では国内外でのスプレッド拡大を進め、海外事業の業容自体も拡大し増益を目指す。設備投資は国内では省力化や生産性を高めるものを重点的に行い、海外では自動車・二輪関連で各国の生産拡大に対応した案件を中心に実施する。国内外でのM&Aを含めた事業投資も積極的に検討していく方針。投資総額は3カ年で210億円(国内=130億円、海外=80億円)を予定している。