2018年3月16日

関西主力大手コイルセンター、加工賃見直し実施

 関西地区を主力とする大手コイルセンターは、取引先との交渉を通じて加工賃の見直しを進め、一部合意に達した。対象や改定幅は個別となるが、時期としては本年4月の新年度からの適用が最も多いとみられる。輸送費や副資材価格が値上がりし、コイルセンターは素材価格以外にもコスト上昇に直面している。物流や人に関わる環境が急速に変化する中、コストに対する懸念は業界で一段と強くなっており、加工賃に踏み込んだ不採算是正の取り組みは、他社にも広がる可能性がある。

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