2018年10月29日

小野建・堺、形鋼設備を大幅増強 月加工 50%増1500トン目指す

 小野建は約1億5000万円を投じて、今月、大阪支店・堺スチールセンター(堺市西区築港新町)の形鋼製品の加工設備を増強した。H形鋼用の切断・穴開けの複合機1基(大東精機製)を増設するとともに、一般形鋼用の全自動ユニットワーカー1基(タケダ機械製の「UWF―1502」)とH形鋼の端部ショット設備1基(新東工業製の「KACX―2」)を新設、付帯設備として門型クレーン4基(2・8トン)も増設した。また、同時期に既存のH形鋼用の開先加工設備1基のレイアウトも変更し、効率的な加工工場体制を整備した。これにより、関西地区のH形鋼加工のマザー工場としての機能向上が図れるとともに、一般形鋼(軽量C形鋼を含む)の加工も可能となった。今後は同工場の加工量については現状比50%増の月間1500トンを目指していく。

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