2019年7月25日

鉄スクラップ 関東、4カ月半ぶり反発

関東地区鉄スクラップ市場が約4カ月半ぶりに反発した。鉄スクラップ市場は国内安・輸出高となったことで、ベトナムなどからの引き合いが強くなり、新規輸出成約が徐々に見られはじめている。国内には7月上旬以降、下げ止まりのムードが漂いはじめ、一部メーカーではビレットの輸出案件が成約した。このような状況下で湾岸商社・シッパーの入荷意欲が高まり、電炉メーカーの入荷状況がやや落ち込んだことで、東鉄・宇都宮をはじめとする関東メーカー複数社が集荷促進のために買値を引き上げたとみられる。

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