2020年4月1日

城北伸鉄、20年度 多品種強みに増収目指す

関東地区の大手磨棒鋼メーカー、城北伸鉄(本社=埼玉県東松山市、榎本淳也社長)は、第76期経営計画を明らかにした。それによると、21年2月期業績として売上高が前期比2%増の53億8300万円、経常利益が25・2%減の8000万円、販売数量が1・6%増の2万7126トン、生産量が0・9%減の2万4431トンを予測している。  今期は自動車、建設機械を中心とした国内輸出産業の景気回復の見通しが立たないことや、台風や地震、新型コロナウイルスなどのリスクの増加、物流コストの上昇継続などの厳しい事業環境を見込む一方、新型コロナウイルスが収まって以降は景気回復が期待できると認識。こうした中、今年度目標に「東日本店売りナンバーワンスタート元年」を掲げ、多品種小ロット短納期の精度を一段と高めることや、安全でやりがいのある職場環境の整備、個人やチームが常に成長し続けることを目指す。

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